え~、久々の更新となります。
 この間私は一体何をしていたのかというと、下に書いた地方制度改革案を若干修正した上でまとめたやつをいろいろなところに提言してまいりました。政党や政策シンクタンク、政府の地方分権改革推進委員会などというところにです。「決してこうしてほしいというわけではなく、改正案を作る際の参考資料として使ってほしい」という姿勢です。基本的にあまり人に「これ、どうですか?」といっているわけではなかったので、まずは人の意見を聞いてみてどこか修正とかないかというのを見極めたいというのもありましたし、なにしろ次の手を提言する上では時間がないというのもありましたので、お金もない中やりました。時には東京にも向かいまして、いろいろ参考になる意見も聞くことができましたので、尊敬する山下達郎氏の誕生日に敬意を表して(別に関係はないのですが)、その上でどう思ったか、踏まえてどうやっていこうかというのをまとめようかと思います。
 まず現時点でどういう意見が届いたかということですが、決して否定的な意見が多いという感じではありませんでした。多少長いのでまとめた方がいいという意見が大方でした。もちろんまとめたものも作ってみましたが。実は広域連合に関して、個人的に道州という枠組みとすべきではないかというところに迷いがあるためと、道州制推進派の方でコミュニティレベルでの行政の把握について悩んでいるという情報から、道州制を押すところにも提言をしておりました。特に今回「道州制.com」の藤井さんに大筋を認められたことはとても心強いものでありました。目指す最終的な方向性は違うものではあるのですが、意外に道州制にしていく過程の中でこの案というのは結構有効になってくるのではないかという感じはしました。また「道州制推進連盟」というところにも出しまして、あんたのは理由になってないとかなり否定をされましたが、私の意見が実情に近づいた上での認識で作ったものと一方が完全に理想に基づいて提言していることの違いだったということで解釈することにしました(しかし、理由になってないというのは言い過ぎと思います。相手方からみれば理由になっていなくても、誤解の認識を否定せず、説き伏せるのではなく、それでも納得がいく案を考えるというのが筋のような気がしますが)。
 特にですが、コミュニティレベルでの自治体設置について、評価を頂きましたところからは、非常に参考になったという意見を頂きました。ぼろくそに否定した「道州制推進連盟」からも、やっぱり否定ではあるのですが、全国一斉は無理だが行政特区としてなら話は立つのではないかというご意見を頂きました。これは、すぐに効果としてあげられるものかなという印象を受けました。ので、しばらくはコミュニティレベルでの区の設置(というか法制度化)に特化して、できる限り提言していこうかと考えております。そのうえで、区の定義としてはしっかりしているので、どうやって作るように世論と自治体双方に働きかけてべきかということが課題になってくるでしょう。例えば、やり方として汚いことは承知ですが、区を置かなければ市町村への補助金を与えないとかで市町村に区の設置を促すとかもあるとは思うのですが、できることなら直球勝負で提案をして、新たにいい方法を考えて実施するというやり方もあるかと思います。どこに出すかについては、政府はともかく、コミュニティ組織に関する委員会ですとかNPO、道州制特区の北海道や各議会の先生あたりにちょっと提言してみようかと思います。また実際花巻市で、コミュニティ組織レベルでの自治に関して取り組もうとしているんですよね。大石市長さんも私と同じことを考えているんだなということで注目しているのですが、それのデータや実績というのも調べてみたいですし、市長さんも含め実際に話を聞いてみたいのがあります。これについては、しばらくしたらその草案について挙げようかと考えております。
 しかし、東京にも出てきてまでいろいろ提言をしてみて一番感じたことは、道州制を論じるのも国の行く末を論じるのもリードしていくのも、関東に住む人たちには任せられないなと感じたことです。
  http://www.bunken.nga.gr.jp/news/bunken050317.PDF
このサイトを見ていただきたいのですが、これは都道府県における道州制推進連盟の設置状況をまとめたものです。これを見て悲しかったのは、ほぼ全国的に道州制推進連盟があるとはいえ、道州制特区の北海道や論議が進んでいる九州、関東地方ではそのような組織が置かれていないということです。本当ならリードすべき地域であるがこういうのを置いていないという事(特に関東地方)は、道州制についての必要性というか関心・意識がそうあまりないのではないかと感じるわけです(北海道と九州はある程度浸透している地域なので関心はある方とは思うのですが)。先述の「道州制.com」の藤井さんの話ですが、ある田舎の村に講演に行ったときにものすごい歓迎を受けたという事らしいのですが、これは地方分権改革に関して実は東京よりも関心が強かったり、地方の方が議論として進んでいたりして、意見としても良質なものすらかなりできているんではないか、でもそういう意見を汲み取ったり、実行していく力や責任をとっていこうとする力というのが、人材的にもカオス過ぎて今の国や東京にはないなという印象をこの間行ったときに強く感じました。人材的にもカオスだというのもありますが、人のクオリティ的にも下がっているのもあるのかもしれません。大体天下のジミー・ペイジに「沢尻エリカを知っているか?」って質問すること自体、日本人として恥ずかしいものはないですよ。沢尻エリカ自体海外で知ってるという奴、ほぼ居ないでしょうに。しかも通訳が絶妙な訳を見せたとかでニュースに出して話題にしてさ、情報提供を担っている媒体としても記者としても絶対に国民としての品位を問われかねませんよ。そういうことも含めて、方向性は間違ってはいないという人も東京には実際にいることも踏まえた上で意見を申し上げますが、今の日本を東京主導で任せてはいけないことを痛感しました。そう考えると、首都移転も一理ありますね、ええ。
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